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パトゥムターニでの終盤のトレントのゴールがスタッグスに希望を繋ぐ

  • Writer: Tampines Admin
    Tampines Admin
  • 3 days ago
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木曜日の夜、パトゥムターニ・スタジアムで行われたAFCチャンピオンズリーグ2(ACL2)準々決勝・第1戦。タンピネス・ローバーズはバンコク・ユナイテッドに1-2で惜敗を喫した。

 

前半20分までにネボイシャ・コソヴィッチとピチャ・アウトラのゴールでホームのバンコクが2点のリードを奪う展開となったが、終盤にトレント・ブハジャーが放った一撃により、来週シンガポールで行われるホーム戦に向けてスタッグスは望みを繋いだ。また、バンコク・ユナイテッドは退場処分となったセンターバックのフィリペ・マイアを次戦出場停止で欠くことになり、得点者のピチャも負傷退場を余儀なくされている。

 

今大会、タンピネスにとって初の敗戦となったが、このアウェイゴールが「逆転は可能である」という信念をチームに抱かせている。

 

先発メンバーの変更は1人のみ

 

暫定監督のロバート・エジアコアは、前節のホーガン・ユナイテッド戦(3-0で勝利)から先発を1人のみ変更。吉本武が左サイドバックとして復帰した。

 

また、コンアン・ハノイ戦を欠場していたキャプテンのシャズワン・ブハリが引き続きゴールマウスを守った。

 

パトゥムターニの温かい夜、スタジアムは満員とは言えなかったが、駆けつけた観客が開始直後から熱気を作り出した。タンピネスにとって、3ヶ月前に同会場でBGパトゥム・ユナイテッドを破った時(風間宏矢とトレントのゴールで勝利)以来、2度目の訪問となった。

 

シンガポール国内でも、サポーターグループ「The Stand」のメンバーがアワ・タンピネス・ハブでのライブビューイングに集まり、チームに声援を送った。

 

開催国の先制攻撃

試合開始直後、主導権を握ったのはホームチームだった。

 

わずか3分、右サイドからのクロスに合わせたジャッカパンのヘディングをシャズワンがセーブ。バンコク・ユナイテッドがすぐさま攻撃の意図を見せつける。

 

両チームとも主導権を争うが、バンコクのフィジカルとコンパクトな布陣に苦しみ、スタッグスはポゼッションを維持できない。守備陣は踏ん張っていたものの、11分に手痛いミスから先制を許す。クロスをキャッチし損ねたこぼれ球をコソヴィッチに押し込まれた。

 

その数分後、ビルドアップのミスからピチャに追加点を奪われ、スタッグスは2点のリードを許す苦しい立ち上がりとなった。

 

トレントはこの開始直後の失点を「厳しい試合だった。序盤の2つのミスで罰を受けたが、その後、選手たちは素晴らしい守備を見せてくれた」と振り返った。

 

トレントのチャンス

 

皮肉にも、失点直後に最も得点に近づいたのはタンピネスだった。 先制された直後、トレントに立て続けにチャンスが訪れる。エリア内でのシュート、そして相手GKのミスを突いたロングシュート。しかし、いずれも得点には至らなかった。

 

その後もバンコクの猛攻は続くが、シャズワンの鋭い反射神経で追加点を阻止。スタッグスも徐々に落ち着きを取り戻し、ポゼッションを握る時間を作るが、バンコクのカウンターに脅かされる展開が続いた。

 

立て直した後半戦

 

後半、タンピネスはミスを減らし、守備を修正。

 

ホームチームは時折鋭い攻めを見せ、ムセン・アル=ガッサニがクロスの最高打点で合わせる場面もあったが、ヘディングシュートはわずかにバーの上を越えた。一方、アウェイのスタッグスは、ホームチームの激しいプレッシャーによってボールを持つ時間とスペースを奪われ続け、本来の中盤のリズムを構築するのに苦戦を強いられた。

 

 

ロバート監督は70分過ぎ、鷲見星河に代えてディラン・フォックスを投入する戦術的変更を行う。これにより3バックでのビルドアップが可能となり、小林祐希や風間宏矢が、前線の東川続の背後でプレーできるスペースが生まれた。

 

決定的な突破口

そして残り10分強、ついに均衡が破れる。 試合を通して激しいプレスを続けていたトレントが、相手DFマイアのパスミスを逃さずインターセプト。そのまま突き進み、低いシュートをゴール隅に流し込んだ。

 

 

このゴールはトレントにとって今大会7点目(得点ランキング単独首位)であり、何より点差を1点に縮め、スタッグスに希望の光をもたらした。

 

「このゴールは本当に重要だ。第2戦に向けて勢いと希望を与えてくれた」と、守備の要として奮闘したジェイコブ・マーラーは語った。

 

さらに追い風が吹く。 すでに警告を受けていたマイアが、抜け出しそうになった東川をラグビースタイルのタックルで阻止。主審は迷わず2枚目のイエローカードを提示し、バンコクは10人となった。

 

終盤の猛攻届かず

スタッグスは同点ゴールを狙って終盤に猛攻を仕掛けたが、バンコクの堅い守備を崩し切ることはできなかった。

 

 

交代出場のグレン・クウェが小林からのパスを受けエリア内に切り込む場面もあったが、相手GKのセーブに遭い、試合はそのまま終了した。敗れはしたものの、スタッグスは「決着はまだついていない」ことを確信してタイを後にした。

 

次の戦い

 

「ホームではファンが背中を押してくれる。次節進出がかかっていることは分かっているし、全力を尽くす」とジェイコブは語る。

 

しかしその前に、BGタンピネス・ローバーズは日曜日にジャラン・ベサール・スタジアムで行われるヤングライオンズとの国内リーグ戦に臨む。ライバルのライオンシティ・セーラーズがアルビレックス新潟シンガポール相手に勝ち点を落とした今、首位との差を縮める絶好の機会だ。

 

3月12日の運命の第2戦に向けて勢いをつけるため、ぜひスタジアムへ足を運んでほしい。ジェイコブが言ったように、「決着は、ホームで決まる」のだ。

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